宗門人別帳の保管場所を探す方法

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KokiHanada / Pixabay

宗門人別帳の探索方法

家系図作成にあたって、農民や町人だったご先祖を調べるとなると、宗門人別帳にあたることになります。
宗門人別帳とは、江戸時代に各村で作成された戸籍のようなものです。
定期的に作成された資料ですので、これがすべて残っていれば、家系調査が大きくはかどるのですが、残念ながらそう簡単にはいきません。

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家系図作成に不可欠の宗門院別帳だが…

現存している宗門人別帳は、ごく一部です。
まったく残っていない地域も珍しくありません。
江戸時代に先祖が住んでいた地域の、宗門人別帳が見つかれば、大きく調査は進むと思います。
しかし、無い場合にはどうしようもありません。

活字化されている宗門人別帳を探す

宗門人別帳の調査は、資料を見つけられるかどうかにかかっています。
まずは、活字化されているものを探してみましょう。
原本だと、古文書特有のくずし字で書かれているので、読解に苦労します。
活字化されていれば、そうした苦労はしないで済みますから、是非利用したいものです。

しかし、宗門人別帳が活字化されている地域は少ないです。
大半の地域では、活字化されておりません。そういった場合には、古文書をあたることになります。

宗門人別帳は、どこに保管されているのか?

では、どういったところを探せばよいのでしょうか。
まずは、行政機関をあたってみましょう。
そして、行政機関にない場合には、庄屋の子孫宅をあたるのです。
宗門人別帳は、庄屋が作成に関わりました。
したがって、現在でも庄屋を勤めた家の蔵などに、眠っていることが考えられるのです。

庄屋宅の調べ方

しかし、どうすれば元庄屋宅が分かるのでしょうか。
郷土史を読んでみると良いと思います。
すると、「□□村の庄屋は○○家」というように、明確に書かれている場合があります。

もしも郷土史にそういった記載がない場合でも、聞き取り調査をすれば、すぐに分かります。
その土地に昔から住んでいる高齢者であれば、大抵は知っています。
庄屋宅を調べるのは、それほど難しいことではありません。

やはり、宗門人別帳の調査は、資料が残っているかどうかにかかっていると思います。

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