戦前の住宅事情、持ち家と借家

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tpsdave / Pixabay

戦前のマイホーム

現在では、住宅ローンを組んで家を買うのが一般的になってきました。
しかし、戦前の都市部において、持ち家率はかなり低かったのです。
多くの人が借家に住んだ理由は、経済的な理由ではありません。
「持ち家」という発想自体が希薄だったからです。

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昔の人は、不動産の所有には消極的

昔の人は、土地の所有に関して、とても消極的でした。
都市部では、土地を買って、自己資金で家を建てる人は、10%にも満たなかったといいます。
それよりも借地権で、自己資金で家を建てる人のほうが多かったです。
借地権の土地に、自己資金で家を建てる人の割合が、20%くらいでしょうか。
その他の70%以上は借家住まいです。

所有権と借地権

所有権か借地権かというのは現在であれば、大きな問題になってきます。
例を出して説明しましょう。
現在、東京都世田谷区では一坪の土地が200万円くらいします。
全部で50坪の土地を保有していることにしましょう。

所有権の場合、この土地を売却すれば、1億円入ってきます。
借地権の場合、土地を売却した場合、この金額の70%~60%くらいになります。
7000万円~6000万円くらいです。
このように現在であれば、所有権か借地権かによって、市場価値が異なってきます。

昔は、どちらでも価格は変わらず

ところが、昭和30年代頃までは、土地を買う際に所有権か借地権かというのは、特に問題になりませんでした。
つまり、所有権で土地を買うにしろ、借地権で土地を使用するにしろ、値段は変わらなかったのです。
つまり、「土地」というものにあまり価値を見出さなかったのです。

どのように家系調査と関係するのか?

このような戦前の住宅事情が、家系調査にどのように関係してくるのでしょうか?
それは、旧土地台帳の調査に関わってきます。

旧土地台帳は、明治20年頃から昭和戦前期の土地所有者を調べるのに、適した資料です。
これに名前が載っていれば、先祖がどこに住んでいたのかが分かるのです。
しかし、土地の所有者でないと、旧土地台帳には記載されません。
つまり先祖が、借地権の土地に住んでいたり、借家に住んでいたりする場合には、旧土地台帳に記載は見られないのです。

というわけで、戦前の先祖がどこに住んでいたのかを調べるのは、難しいのです。

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