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高村光太郎と妻・智恵子の家系図!子供や子孫、家族は?父親は高村光雲で母親、兄弟は?

高村光太郎は、
近代の代表的詩人として知られています。

『道程』『智恵子抄』『典型』などの詩は、
現代でも学校の授業で取り上げられており、

高村光太郎に興味をもつ方は、
世代を問わず多くいます。

高名な彫刻家を父親として生まれた
高村光太郎は、
詩人のみならず彫刻家としても
高い評価を得ていました。

この記事では
高村光太郎の家系図や子孫、
妻の智恵子や、兄弟、父親、母親といった家族に関する事柄を
整理していきます。

高村光太郎の先祖は鳥取藩士の家系

高村光太郎の家系図をひもといて、
先祖を考察すると、

高村光太郎の先祖は、
鳥取藩士の中島重左衛門という人物にはじまる家系のようです。

この、
中島重左衛門の孫の
中島富五郎は神田生まれで、
その後八丁堀に住み、
うなぎ屋となり、その後、魚屋になったのだそうです。

中島富五郎は
高村光太郎の曾祖父にあたる方です。

高村光太郎の祖父と祖母

高村光太郎の祖父の名前は
中島兼吉といいました。

中島兼吉は手先が器用な人であったそうで、
そうした資質は、
高村光太郎の父親、高村光雲(たかむらこううん)に受け継がれました。

中島兼吉の妻は、
埼玉県下高野村東大寺の修験者だった、
菅原道補の次女である、菅原ますと結婚。

この人が
高村光太郎の祖母にあたります。

高村光太郎の父親は彫刻家の高村光雲

高村光太郎の父親、
高村光雲(たかむらこううん)の生まれた時の名前は、
中島幸吉といいましたが、

彫刻家の高村東雲の弟子となり、
呉服の仲買商人である金谷浅吉の娘である、わか(のちに、とよと改名)と結婚しています。

その際に、
師匠の高村東雲の姉であるエツの養子になり、
苗字を継いで、中島から高村に改めました。

高村光太郎の父親は、
彫刻家として成功した人物であり、
東京美術学校の教授をしていた人です。

高村光太郎の父親、高村光雲の妻と子供、家系図は?

高村光太郎の父親、
高村光雲を中心に、家系図を見ていきましょう。

高村光雲　1852-1934
東京、中島兼吉二男、高村ゑつ養子
彫刻家
東京美術学校教授

妻：高村わか
安政５、東京、金谷浅吉の娘

長女：高村さく

次女：高村うめ

長男：高村光太郎（後継当主）

三女：高村静
明治１９
東京、山端寅三と結婚

次男：高村道利
明治１９
東京外国語学校出身

三男：高村豊周（後述）

四男：高村孟彦
明治２５
工学士
東京、藤岡福三郎長女・わか婿養子となる

三女：高村喜子
明治２７
茨城、森兵吉五男、誠と結婚

※家系図は敬称略