瀬島龍三の子孫と家系図!家族や息子は?妻は岡田啓介元総理の姪!

瀬島龍三の家系図と子孫の現在は?家族や息子、娘は?妻は、岡田啓介元総理の姪で、夏目漱石とも親戚!

瀬島龍三(せじまりゅうぞう)。

陸軍大学を首席で卒業した
陸軍きっての抜群の秀才で、
参謀本部に所属し、
太平洋戦争の作戦立案に深くかかわった人物であり、

戦後は、
中曾根康弘元首相のブレーンとして、
多くの公職についていました。

瀬島龍三については、
小説も書かれているほどです。

この記事は
瀬島龍三の子孫や家系図に関することを、
記してみたいと思います。

瀬島龍三の出身地は富山県で、父親は陸軍少尉

はじめに
瀬島龍三の父親はどういった人か、
触れていきます。

瀬島龍三の出身地は
瀬島龍三の実家は農家ですが、

瀬島龍三の父親、
瀬島龍太郎は退役した陸軍歩兵少尉で、
村長をつとめていました。

瀬島龍三は、
その名前の通り、三男坊でした。

瀬島龍三は結婚によって、
日本の上流社会の閨閥のなかに入っていきます。

瀬島龍三の妻はどういった人なのでしょうか。

瀬島龍三の妻の名前は、
瀬島清子といいました。

1916年に
陸軍歩兵大佐の松尾伝蔵の娘として、生まれました。

瀬島龍三の妻の父親の
松尾伝蔵は、
226事件の時の総理大臣である、
岡田啓介の妹の夫にあたります。

つまり
瀬島龍三から見ると、
妻の母方の伯父が岡田啓介元首相という関係になります。

瀬島龍三の家系図は、
妻の家系が岡田啓介元首相と親戚なので、
岡田家を通じて、
さらに多くの名家と親戚になりました。

岡田啓介の先妻、英(ふさ)さんは、
夏目漱石の妻である夏目鏡子のいとこにあたります。

それから、
岡田啓介の次女の万亀さんは、
迫水久常の妻にあたります。

迫水久常は、
大蔵省から企画院に移った、
革新官僚の一人であり、終戦時の内閣書記官長。

戦後は
自民党に所属し、衆議院議員・参議院議員として
国政にかかわり、
池田内閣で郵政大臣をつとめました。
瀬島龍三からみると、
妻のいとこの夫が、迫水久常という関係になります。

さらに
瀬島龍三の妻の家系図は、
華麗な閨閥に結びついています。

瀬島龍三の妻の伯父である
岡田啓介元首相の三女、喜美子さんは、
鈴木貫太郎元首相の甥、鈴木英(海軍中佐、戦後は自衛隊海将)。

瀬島隆三は、
大戦中に参謀本部に所属する、
バリバリのエリート軍人でしたが、

その家系図上には、
妻の親戚として、
終戦時の総理大臣である鈴木貫太郎までいたのでした。

瀬島龍三の家族や家系図について
瀬島龍三の子孫は現在どのようになっているのか、
といったことを、見ていきましょう。

瀬島龍三　1911-2007
陸軍士官学校、陸軍大学校卒
陸軍中佐
伊藤忠商事会長

妻：瀬島清子さん　1916-2007
陸軍歩兵大佐、松尾伝蔵の長女　※岡田啓介元首相の姪

長女：瀬島繁代さん
イノテック会長、緒方威さんと結婚

次女：瀬島淑子さん

弟：瀬島利四夫さん
東京ピアノ工業社長

瀬島龍三の子供は、
娘さんが2人で息子さんはいません。

瀬島龍三の娘のうち、
長女は、イノテック会長の緒方威さんと結婚しています。

瀬島龍三の長女には、
3人の娘がいるそうで、
瀬島龍三にとっては、孫ということになります。

瀬島龍三の子孫は、
当時の人としてはあまり多くありませんが、
現在でも存続しています。

というわけで
瀬島龍三の家族や家系図、
子孫の現在といった事柄を整理しました。