霧島酒造、江夏順行社長の家系図!江夏吉助の息子や娘、子孫は?

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Jirreaux / Pixabay

江夏家(霧島酒造社長)の家系図!江夏吉助、江夏順吉、江夏順行社長の家族と妻、息子、娘は?都城・江夏一族と江夏豊との関係は?

霧島酒造といえば、
黒霧島の製造元として誰もが知るような大企業ですね。

霧島酒造の「黒霧島」は、
一度は、みなさん一度は口にされたことがあるのではないでしょうか。

霧島酒造はテレビCMでもおなじみで、
業界1位の売り上げを誇っています。
霧島酒造は宮崎県を代表する企業であり、宮崎県内の会社のなかでも売上高がベスト3に入る大企業です。

霧島酒造の創業家は、宮崎県都城市の江夏家です。

宮崎県を代表する資産家である、
霧島酒造創業家、江夏家の家系図と、
現在の霧島酒造社長、
江夏順行社長の家族に関する事柄を整理していきたいと思います。

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霧島酒造・江夏家は、江夏吉助にはじまる分家

霧島酒造創業家の江夏家の歴史はとても古く、
江戸時代から醤油醸造業をいとなみ、
宮崎県都城市(みやこのじょうし)の名家として、
地元で知られる存在でした。

現在でも
都城市には、
江夏姓の方が多くお住まいのようです。

霧島酒造創業家の江夏家は、
本家から分家した、
江夏吉助(えなつきちすけ)によって興された家系です。

霧島酒造では「吉助」というブランドも出ていますが、創業者のお名前だったんですね。

江夏家は、もともと
都城市の資産家だったわけですが、
その分家のひとつが、
霧島酒造を経営する江夏家ということになります。

宮崎県都城市の江夏家一族の家系図は?

江夏家の、
明治初期の当主は、
江夏計佐吉という人物でした。
島津氏に仕え始めた先祖から数えて、
江夏家の15代当主になります。

江夏計佐吉の子供たちは、分家を出しています。

長男:江夏岩吉 1871年生 江夏家本家を継承 ※西町江夏家当主
醤油醸造業(ヤマエ醤油)、米穀商
都城銀行、都城電気取締役
宮崎県多額納税者

次男:持永計佐太郎
持永家に養子入籍する

三男:江夏芳太郎 1874年生 ※上町江夏家当主
米穀荒物商
江夏商事の創業者
宮崎県多額納税者、都城商工会議所会頭、宮崎県議会議員

四男:江夏吉助 1876年生 ※川東江夏家当主
霧島酒造創業者
宮崎県多額納税者

五男:江夏喜兵衛 1880年生 ※宮崎江夏家当主
砂糖醤油荒物商
宮崎林業、日本製氷取締役
宮崎県多額納税者

長女:児玉ひさえ
米穀荒物商、児玉氏と結婚

次女:淵脇えだ

三女:鎌田ハルエ
宮崎県、鎌田吉郎と結婚

※ 家系図は敬称略

江夏一族は、戦前の長者番付で宮崎県下トップだった!

江夏家は、戦前から宮崎県屈指の資産家として有名で、
江夏本家も、三つの分家も、すべて多額納税者となっています。

江夏一族の納税額は、宮崎県内で一番多かったほどの、大資産家でした。

なお、江夏一族は現在でも日本有数の富豪であり、宮崎県下一の大資産家とも言われているようです。

霧島酒造の歴代社長は、江夏家から輩出

それでは、
霧島酒造の創業者、
江夏吉助の家系図を見ていきたいと思いますが、
まずは
霧島酒造の歴代社長を確認していきます。

初代社長:江夏吉助
2代社長:江夏順吉 1945-1996 (1949年に株式会社にか改組)
3代社長:江夏順行 1996-

霧島酒造は、このように代々、
江夏家の方が社長に就任されています。

江夏吉助の妻と息子、娘、家系図は?

では、
江夏吉助の妻や息子、娘といった、
家族や家系図、子孫たちを見ていきましょう。

江夏吉助 1876-1944
宮崎、江夏計佐吉四男
北諸県郡是製糸社長
霧島酒造創業者
宮崎県多額納税者

妻:江夏マツエ
1884年生
宮崎県 北諸国郡是製糸代表:早川福一の妹

長女:江夏フミ
1902年生
江夏本家当主:江夏岩吉の三男、江夏精一と結婚

次女:江夏年
1905年生

三女:江夏教子
1907年生

四女:江夏マサ子
1912年生
宮崎県 野口勝嘉(野口証券社長、持永醸造取締役)と結婚

長男:江夏順吉 (2代社長)
1915年生

五女:江夏登記子
1916年生
滋賀県 龍谷大学学監:湯次了栄の四男、湯次了元と結婚

次男:江夏豊寿
1921年生

※家系図は敬称略

江夏吉助の娘のうち、長女の江夏フミさんは、
江夏吉助の実兄、江夏岩吉の息子である江夏精一さんと結婚。

そして、
江夏吉助の四女の江夏マサ子さんは、
宮崎県の野口証券社長、
野口勝嘉さんと結婚しています。

霧島酒造江夏家は、元法務大臣:瀬戸山三男と親戚

野口勝嘉さんの弟、野口正憲さんの娘婿にあたる方が、
元衆議院議員の瀬戸山三男さんの息子、瀬戸山紘一さんですので、

霧島酒造の江夏家と、
瀬戸山三男さんは親戚同士になります。

瀬戸山三男さんは、当選11回の宮崎県選出の自民党代議士で、
佐藤内閣で建設大臣、福田赳夫内閣で法務大臣、
中曽根内閣で文部大臣をつとめた、自民党の重鎮でした。

霧島酒造江夏家は、由緒ある寺院の家系とも親戚に

それから
江夏吉助さんの五女、江夏登記子さんは、
龍谷大学学監で、華厳学者として著名な人物である、
湯次了栄さんの息子、湯次了元さんと結婚されています。

霧島酒造の江夏家の親戚は、宮崎県の財界関係者が多いですが、
湯次家は、滋賀県の現在の長浜市にある誓願寺の住職で、学者の家系です。

誓願寺は、滋賀県内でも最も古い寺院のひとつであり、由緒ある寺院で
近江国の大名、浅井長政にもゆかりがある名刹です。

江夏順吉(霧島酒造2代目社長)の妻と息子、娘、家族は?

さて、
霧島酒造の江夏家の2代社長は、
江夏吉助の長男である、
江夏順吉さんです。

江夏順吉さんの妻や息子さんたち、家族を見ていきます。

江夏順吉さん
1915年生 江夏吉助長男
東京帝国大学工学部応用化学科卒
霧島酒造社長(2代目)

妻:江夏博子さん
1922年生
鹿児島高女卒

長男:江夏隆一さん
1944年生
慶應大学商学部卒
霧島酒造専務

二男:江夏順行(よりゆき)さん
1946年生
立教大学経済学部卒
霧島酒造社長(3代目)

三男:江夏拓三さん
1949年生
早大卒
霧島酒造専務

長女:江夏朋子さん
1950年生

次女:江夏孝子さん
1952年生

江夏順行氏が霧島酒造3代目社長

霧島酒造の2代目社長、
江夏順吉さんには三人の息子がいて、
三人とも
霧島酒造の重役をされています。

江夏順吉さんの次男である、
江夏順行(えなつよりゆき)さんが、
現在の
霧島酒造社長であり、3代目になります。

都城市・江夏一族の家系図と子孫たち

霧島酒造の江夏家の親戚筋を探すと、
いろいろな方がいます。

元衆議院議員で海部内閣の大蔵政務次官だった、
持永和見さんは、江夏家の一族です。(江夏家から持永家に養子に入った家系の子孫)

持永家は官僚、政治家の家系で、
持永和見さんの弟は、自治省で事務次官をつとめた持永堯民さん。
持永和見さんの息子は、
東大法学部卒の経産省の官僚で、宮崎県知事選に立候補した、
持永哲志さんです。(宮崎県副知事を打診されるも断った)

江夏弘博士は、江夏吉助の兄の孫にあたる

それから、
理論物理学者の
江夏弘さんも江夏一族の出身。
霧島酒造創業者の江夏吉助の兄、江夏岩吉の孫にあたります。

江夏弘さん(京都大学理学博士)は、
京大で湯川秀樹に学び、留学中にはニールス・ボーアにも学んでいます。
理論物理学者として、素粒子物理学の分野の研究をされています。

江夏豊投手と霧島酒造江夏家の関係

また、
元プロ野球選手で日本記録を打ち立てた、
奪三振王の、
江夏豊投手も、
霧島酒造の江夏一族と関係があるといわれています。

江夏豊さんは、母方の苗字が江夏で、
先祖は島津氏に仕える家老だったとのこと。

霧島酒造の江夏一族の先祖も、島津氏に仕えていましたので、一致していますね。

週刊文春の記事によると、
江夏豊さんは、
霧島酒造の創業者、
江夏吉助の孫にあたる、と書かれていたそうです。

江夏豊の妻と子供?娘は京大?息子は?父親は?霧島酒造の社長一族?

霧島酒造の江夏家の家系図は、いろんな分野で活躍される方がいて、すごいですね。

というわけで、
宮崎県を代表する資産家である、
霧島酒造創業家、江夏家の家系図と、
現在の霧島酒造社長、
江夏順行社長の家族に関する事柄を見てきました。

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