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小林秀雄の家系図!妻は?子供は娘で白洲次郎や白洲正子、田川水泡と親戚!
小林秀雄の批評は、
文学だけに限定されず、
音楽や美術など、あらゆる領域にひろがっていますね。
文学界にのこした功績は
あまりにも大きく、
後世の文芸評論家たちに大きな影響を与えました。
江藤淳や柄谷行人なども、
小林秀雄の批評の影響を指摘されることがありますね。
この記事は
小林秀雄の妻や子供、家族について、
家系図に関する事柄をあつかっていきたいと思います。
小林秀雄の父親の名前と、実家・出身地の場所
小林秀雄の父親は、
どういった人なのかをまず見てみます。
小林秀雄の実家は、
現在の東京都千代田区猿楽町にありました。
当時の住所では東京市神田区猿楽町といいました。
小林秀雄の父親の名前は
小林豊造といいます。
小林秀雄の父親の実家は、
兵庫県出石郡出石町鉄砲町という場所でした。
小林秀雄の先祖は、出石藩士の家系
小林秀雄の先祖は、
江戸時代中期までは、
信州の上田にいたと言われています。
小林秀雄の先祖は、
上田藩主だった仙石家の家臣であり、
仙石家が上田藩から、出石藩にお国替えになるときに、
殿様に従って、移動してきたのだそうで、
小林秀雄の先祖は、出石藩士の家系でした。
小林秀雄の父親は、ダイヤモンド加工の優れた技術者
小林秀雄の父親は、
出石周辺の農家、清水家の息子でしたが、
小林家に養子入籍したといいます。
小林秀雄の父親の
小林豊造は、
1874年に兵庫県で生まれ、
東京工業大学の前身である、
東京工業学校工業教員養成所金工科を卒業。
東京高等工業学校助教授や、
御木本真珠店貴金属工場長をつとめました。
小林秀雄の父親は
ベルギーに赴任し、
ダイヤモンド加工研磨の技術を学び、
日本に導入したすぐれた技術者でした。
小林秀雄の父親は、
日本ダイヤモンドという会社を創立し、
独立を果たし専務をつとめていました。
小林秀雄は父親のヨーロッパみやげから、音楽を知る
小林秀雄は、
父親がヨーロッパから
蓄音機とレコード持ち帰ったことによって
西洋音楽に触れる機会を得て、
これがのちに
モーツァルトの評論をするくらいの、
西洋クラシック音楽に対する、
深い洞察を得るきっかけになったのでした。
小林秀雄と平野謙は親戚
小林秀雄の母親の名前は
精子さんといいました。
小林秀雄の母方の家系もすごいようで、
小林秀雄の母方の祖母、城谷やす(旧姓は千葉やす)と、
文芸評論家の平野謙の母方祖父、千葉実は兄弟の関係になります。
小林秀雄と平野謙は、
同時代に活躍した文芸評論家でしたが、
親戚同士で、はとこの関係にあったのですね。
小林秀雄の親戚には
ほかにも、いとこに、
明治大教授で英文学者の西村孝次と、
東北大教授で西洋史学者の西村貞二の兄弟がいます。
小林秀雄の妹の夫は、漫画家の田河水泡
それから
小林秀雄の兄弟姉妹についてですが、
妹の潤子は、1906年生まれで、
東京女子大を卒業後、
漫画家の田河水泡(本名は高見澤仲太郎)と結婚しています。
田河水泡といえば、
昭和戦前期の人気漫画家であり、
のらくろ君シリーズの作者として有名ですね。
小林秀雄の妹のほうの親戚も、
有名人が多いです。
小林秀雄の妹は、高見澤潤子の名前で翻訳活動をしていました。
そして
田河水泡、潤子夫妻の息子の
高見澤邦郎さんは東京都立大学名誉教授であり、都市計画学の専門家です。
また、
ダークダックスの歌手、高見澤宏さんは、
田河水泡の甥っ子にあたるのだといいます。
小林秀雄と長谷川泰子との関係は？
小林秀雄の妻や子供についてです。
小林秀雄といえば、中原中也をからめての
長谷川泰子との恋愛問題が有名ですが、
小林秀雄と長谷川泰子は、
3年間ほど同居していた時期があったものの、
入籍はしていないので、
小林秀雄の妻ではありませんでした。
小林秀雄の妻と子供、家系図は?白洲次郎、白洲正子夫妻と親戚!
小林秀雄の妻は
小林喜代美さんという名前です。
そして
小林秀雄の子供は娘さんが1人いて、
白洲次郎、白洲正子夫妻の息子である白洲兼正さんと
結婚しています。
小林秀雄 1902-1983
兵庫、小林豊造、精子長男
東京帝大フランス文学科卒
批評家 明大教授妻：小林喜代美さん
明治４１、長野、森甚太郎長女
松本女子職業学校中退長女：小林明子さん
昭和１２
横須賀清泉女学院高等科、ＹＷＣＡ秘書科各卒
白州次郎次男、白洲兼正さんと結婚
小林秀雄の孫には、
白洲信哉さんがいて、白洲信哉さんのエッセイのなかには、
祖父の
小林秀雄に関するものもあります。
というわけで、
小林秀雄の妻や子供、家族について、
家系図に関する事柄をあつかってきました。