ファミリーヒストリーを構成するエピソードを集めよう

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fancycrave1 / Pixabay

歴史とファミリーヒストリーが交差する

どのような家であっても、長い歴史のなかで、その家の歴史がガラリと変わるような、転機となる出来事があったはずです。

例えば、戦国時代に武士だった先祖が、関ヶ原の戦いで豊臣方についたために、農民になったというのであれば、それは大きな転機といえます。
あるいは、明治維新を機に、失業してしまった武士の先祖が、北海道に渡ったというのも、大きな転機といえますね。
また、戦前の大地主だった家系が、GHQによる農地改革によって、土地を奪われたというようなものも、やはり大きな転機であるといえます。

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時代の節目と、我が家の歴史

このように家系の歴史を左右する大きな出来事は、多くの場合、歴史上の大きな節目とともにやってきます。
関ヶ原の戦い・明治維新・太平洋戦争といったものは、大きな歴史上の節目です。

そのたびに、大きな歴史に翻弄されながらも、命をつないできた先祖に、畏敬の念を持たずにはいられません。
こうした時代をどのように先祖が生きてきたのかは、自分のファミリーヒストリーを作る上で、詳しく調査したいものです。

太平洋戦争をどう生きたのか

実際にNHKの『ファミリーヒストリー』でも、歴史上の大きな節目となるものを、大きく扱っています。

現代を生きる日本人にとって、最も身近な歴史的な節目となる出来事は、太平洋戦争でしょう。
番組では、必ずと言っていいほど、太平洋戦争のときの様子が描かれています。

近年ベストセラーになった小説『永遠の0』は、特攻隊だった祖父のことを調べる青年の物語ですが、太平洋戦争については、広い世代が大きな関心を持っています。
この小説は、若い世代にも受け入れられ、大きな反響を得ました。戦時中には、どんな家にも、大きなドラマがあったはずです。
そうした時代を生きた先祖のおかげで、今の私たちがあるのは、紛れもない事実ですので、決して忘れてはならないことだと思います。

できるだけ早くエピソードを集めたい

NHKの『ファミリーヒストリー』では、親戚への聞き取り調査を徹底しています。
それによって、このような大きな時代のうねりを体験した先祖のエピソードを集めています。

戦時中のことであれば、それほど昔ではないので聞き取り調査だけでも、かなりの情報が得られるはずです。
しかし、こうした事を知る世代もすでに75才を過ぎております。
できるだけ、エピソードの収集は、早めにおこないたいものです。

参照記事
ファミリーヒストリーの調査方法

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