先祖が住んでいた場所の調査方法

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cegoh / Pixabay

先祖が住んでいた場所を調べよう

先祖が住んでいた場所を調査する、というのは楽しいものです。
住んでいた場所を知ることで、暮らしぶりが生き生きと、想像しやすくなります。

どれくらいの規模の土地に、どんな感じの屋敷があったのか、調べるのです。
そんなに昔のことが、分かるのかと思われる方は多いでしょう。
分かるとまではいかないまでも、ある程度、調べる方法はあります。

分からない部分は、他の地域の似たような状況から分析し、歴史的な理解を深めて、想像によって補います。
そうすれば、ご先祖様の暮らしぶりというのが見えてくるようになります。

こちらの記事では、江戸時代の武士の屋敷を特定する方法と、戦前の住宅を特定する方法についての質問と回答をあげています。

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城下町の古地図を調べよう

Q、
私の先祖は、彦根藩士で、井伊家に仕えた武士の家系と聞いております。
先祖が住んでいた場所を知りたいと思っています。
何か良い調査方法はあるでしょうか?

A、
ご先祖様が武士でいらしたのならば、城下の古地図を見るのが早いと思います。
武士の多くは、城下町の武家屋敷に住んでおりました。
城下町の地図は、どこの藩においても作成されております。

城下町の地図には、各住宅の居住者の名前まで書かれているので、丹念に調べていけば、ご先祖様のお名前の記載が見つかるのではないかと思います。
城下の地図は、くずし字で書かれているので、大変読みにくいです。
見落とさないように、よく注意して根気強く調べてください。

こうした古地図を見るには、実際に城下があった場所の史料館を訪ねる必要があると思います。

参照記事
城下町の地図調査

戦前の先祖の居住地を知りたい

Q、
私の曽祖父は、青山で雑貨商を営んでいたといいます。
現在でいうと、港区南青山にあたる地域のようですが、詳細は分かりません。
青山の土地は、相続の際に手放してしまったようです。
曽祖父の商店があった場所を知りたいのですが、何か調査方法はあるでしょうか?

A、
青山であれば、都市部ですので、住宅地図が作成されていると思います。
戦前には、保険会社などがこうした地図を作成しておりました。
住宅地図には、商店街であれば商店名の記載や、住宅であれば居住者名の記載もあるので、手がかりが得られるのではないでしょうか。

居住地などの情報を知れば、より一層、ご先祖様の存在が身近に感じられると思います。
是非、調査してみてください。

参照記事
戦前の住宅事情、持ち家と借家

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