斎藤茂吉の家系図と家族!先祖は名主?父親と母親は?息子は北杜夫!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
スポンサーリンク

bboellinger / Pixabay

斎藤茂吉と北杜夫の家系図と家族!父親と母親と子供の名前は?先祖は名主で子孫の現在は?

アララギ派の代表的歌人として知られる
斎藤茂吉。

斎藤茂吉は、
すぐれた歌人であるのは言うまでもないですが、
精神科医師としての活動も、目覚ましいものがありました。

斎藤茂吉は
永井荷風や芥川龍之介の診療にもあたっています。

また
斎藤茂吉の息子は、
どくとるマンボウシリーズで有名な作家の
北杜夫でした。

そうしたこともあって、
齋藤茂吉の家系図や家族については、
注目されることが多いようです。

今回の記事では
斎藤茂吉の家族や家系図、父親と母親、息子や娘に関係する事柄を、
整理して、子孫の現在を見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

斎藤茂吉の父親と母親の名前は?

斎藤茂吉の
江戸時代の先祖の家系図を、
さかのぼっていきましょう。

斎藤茂吉は斎藤家に養子入籍した人物であり、
実家は、守谷という苗字でした。

とはいっても
守谷家と斎藤家は
もともと親戚同士たったという関係でしたので、
無関係だったわけではありません。

斎藤茂吉の
父親の名前は守谷熊次郎(守谷伝右衛門とも名乗る)、
母親の名前は守谷いく、といいました。

斎藤茂吉は第三子として生まれています。

斎藤茂吉の出身地は山形県で、先祖は地主

斎藤茂吉の出身地は
現在の山形県上山市金瓶という住所です。

斎藤茂吉の実家の守谷家は、
江戸時代には農民身分でしたが地主階級であり
4町5反の宅地と田畑を所有していました。

斉藤茂吉は、
子供の時から抜群の秀才であり、
高等小学校を首席で卒業すると、

将来を見込まれて、
東京で医師をしている、
斎藤喜一郎(紀一郎とも。のちに斎藤紀一に改名)の養子になります。

斎藤茂吉の実家・守谷家と、養子先の斎藤家は親戚

齊藤茂吉が養子に行った、
斎藤家は、
もともと
斎藤茂吉の実家である守谷家と親戚関係にありました。

斎藤茂吉の父親と、
斎藤茂吉の養父となる斎藤紀一の母親が、
いとこの関係にあたります。

つまり、
斎藤茂吉と養父、斎藤紀一が、
またいとこの関係にあたりました。

斎藤茂吉の養父、斎藤紀一とは?

では
斎藤茂吉の養父、斎藤紀一がどういう人だったのかを
見ていきましょう。

斎藤紀一は、
1861年生まれ。山形県の斎藤茂吉の実家、守谷家の近隣の、
名主の家に生まれました。

済生学舎と東京医科大学に学び、ドイツ留学して、
ドイツのハレ大学で
医学博士号「ドクトル・メヂチーネ」の称号を得ています。

精神科の開業医となり、
現在の港区青山に青山脳病院を設立し、
病院経営者として成功をおさめました。

齊藤紀一は、
政友会から国政にも進出し、
衆議院議員もつとめ、1928になくなっています。

斎藤茂吉の妻と子供、家系図は?

さて、
斎藤茂吉の
妻や子供、家系図を見ていきましょう。

斎藤茂吉の妻は、
養父の斎藤紀一の長女、てる子でした。

斎藤茂吉の家系図を見ていきたいと思います。

齋藤茂吉 1882-1953
山形、守谷伝右衛門の三男、齋藤紀一の養子
東京帝大医科卒、医学博士
長崎医専教授、医師、齋藤脳病院長
歌人

妻:齋藤てる子
明治28、養父:斎藤紀一の二女
学習院女学部

長男:齋藤茂太

二男:齋藤宗吉(作家の北杜夫)

長女:齋藤百子
大正14
東洋英和女学院、聖心女子学院高専

二女:齋藤昌子
昭和4

※家系図は敬称略

斎藤茂吉の子供は、
息子が2人で娘が2人です。

斎藤茂吉の長男が、
精神科医でエッセイストの斎藤茂太さん。

そして、
斎藤茂吉の二男が、
作家の北杜夫さん(本名は斎藤宗吉)です。

斎藤茂吉の長男・斎藤茂太の家系図

斎藤茂吉の息子の代にうつって、
斎藤茂吉の子孫の家系図を見ていきます。

斎藤茂吉の長男の、
斎藤茂太さんの家系図です。

齋藤茂太
大正5、斎藤茂吉長男
昭和医専卒、医学博士
陸軍軍医大尉
精神科医、齋藤病院理事長
エッセイスト

妻:齋藤美智子さん
大正13、医学博士、宇田倹一長女
東京女高師

長男・斎藤茂一さん
昭和21
慶大商学部卒
齋藤病院常務理事

同妻:齋藤鏡子さん
昭和18、横山鉄男さん二女
東洋女学館高等部卒

二男・斎藤章二さん
昭和23
昭和医大卒
齋藤病院院長

長女・斎藤恵子さん
昭和26
玉川大文卒
エッセイスト

三男・斎藤徹三さん
昭和31
慶大法卒
鈴与勤務

斎藤茂太さんの長男の
斎藤茂一さんは、斎藤茂吉の孫にあたるわけですが
ザ・フィンガーズというバンドを組んでいました。

ザ・フィンガーズのメンバーは、
慶應高校の仲間たちで結成され、
高橋信之さん(高橋幸宏さんの兄)や、朝吹誠さん(慶大教授、朝吹三吉さんの息子)、成毛滋さん(ブリヂストン創業者、石橋正二郎さんの孫)らがメンバーで、
みなさん名家のお坊ちゃんでした。

斎藤茂吉の次男・北杜夫の家系図

斎藤茂吉のもう一人の息子が
作家の北杜夫さんです。

北杜夫さんの代表作に『楡家の人びと』がありますが、
この小説は、
斎藤家の歴史を虚実織り交ぜて書かれていますが、
斎藤茂吉の家系について、よく知ることができます。

斎藤茂吉の次男、
北杜夫さんの家系図で、妻や子供、家族構成を見てみます。

齋藤宗吉(北杜夫)
昭和2、齋藤茂吉次男
東北大医学部卒
精神科医、作家

妻:斎藤喜美子さん
昭和12

長女:斎藤由香さん
昭和37
成城大国文科卒
エッセイスト

斎藤茂吉の子孫の家系図は、
このような形で現在にまで続いており、
小説や随筆など、文芸に才能を示す方が多い家系なのですね。

というわけで、
斎藤茂吉の家族や家系図、父親と母親、息子や娘に関係する事柄を、
整理して、子孫の現在を見ていきます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする