三井家の家系図!当主の現在?子孫に豊田章男氏?三井財閥の先祖とは?

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Free-Photos / Pixabay

三井財閥当主、三井家の子孫の現在は?家系図は?末裔にはトヨタ自動車や住友家?

三井財閥は、
戦前までの
日本を代表する三大財閥のひとつであり、

現在でも三井財閥を構成した
後継企業は、
数多く存続しています。

三井の名を冠する企業は
業界をけん引するような、
名門企業が多いですね。

今回の記事では
三井家および三井財閥の、
家系図や子孫、現在の当主などに焦点を当て、
情報を整理してみたいと思います。

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三井家の先祖は、藤原道長

三井家の歴史は大変古く、
三井家の起こりをさかのぼると、
平安時代の貴族、
藤原道長の六男にあたる、藤原長家にいきつくようですが、
伝承の域を出ないと判じられているようです。

三井家の先祖について
はっきりしているのは、
室町時代くらいからで、

三井家の先祖は
近江を支配した
大名の六角家の家臣だったといいます。

三井家の先祖は、江戸時代初期に商業をはじめた

三井家が商業をはじめ、
のちの三井財閥につながる事業をはじめたのは、
江戸時代初期からで、

戦前の日本の経済界を支配した財閥のなかでは、
住友財閥に並ぶ長い歴史をほこる、
名門の家系です。

しかし
三井家が一気に事業を拡大し,
現在の三井グループの企業群が形作られたのは、
やはり明治時代に入ってからのことでした。

三井家の本家の当主は、三井八郎右衛門と名乗る

三井家の当主は、
代々、三井八郎右衛門という名前を襲名しました。

三井家は多くの分家を出していますが、
本家の当主である
三井八郎右衛門は、
三井家当主、三井財閥の総帥として、
君臨していました。

三井家の本家は、
「三井北家」といわれる家系でした。

三井家の当主、三井八郎右衛門高棟の家系図

それでは
三井家の明治時代の当主である、
三井八郎右衛門(三井高棟)の代から、
家系図を見ていきたいと思います。

三井八郎右衛門(旧名、三井高棟) 1857-1948
三井北家第8代当主・三井高福の八男。
三井北家第10代当主。
三井北家は総領家であり、代々、三井八郎右衛門を襲名し、三井財閥総帥を務める。

妻・貴登

妻・苞子
明治2、旧富山藩主・前田利声三女

女・慶子
明治27
女子学習院出身
侯爵中御門経恭と結婚

男・高公 ※次代当主

女・裕子
明治30
女子学習院出身
男爵鷹司信熙と結婚

女・興子
明治33
同校出身
伊皿子家第8代当主・三井高長と結婚

男・高維
分家

女・礼子
明治38
女子学習院出身
永坂町家第8代当主・三井守之助長男、高篤と結婚

女・祥子
明治40
同校出身
子爵高辻正長と結婚

三井八郎右衛門(三井高棟)の子供たちは、
公家の子孫と結婚するか、
同じ三井家の一族である分家の方と
結婚しています。

三井家の子孫に、トヨタ自動車社長の豊田章男氏も!

そして、
三井八郎右衛門(三井高棟)の娘、興子は、
三井家の分家である、
伊皿子家(いさらごけ)の三井高長と結婚していますが、

その娘(つまり三井八郎右衛門の孫)の
博子さんは、
トヨタ自動車名誉会長の豊田章一郎さんと
結婚しています。

つまり
現在の
トヨタ自動車社長の豊田章男さんは、
三井家の子孫ということになります。

トヨタ自動車創業者、豊田章男社長、豊田家の家系図!母方は三井財閥!

三井家の戦後の当主、三井高公の家系図

三井家の次の当主、
戦前から戦後の混乱期に三井財閥の総帥をつとめた、
三井高公を中心とした家系図を見ます。

三井高公 1895-1992
三井八郎右衛門高棟男
三井北家第11代当主
三井総元方議長
財閥解体後は若葉会幼稚園経営

妻・鋹子(としこ)
明治34、侯爵松平康荘長女

二男・高実
昭和2
学習院大卒
三井航空勤務

同妻・依子
昭和5、三井物産取締役・三井高遂二女
女子学習院卒

三男・公乗
昭和3
慶大法卒
三井銀行勤務

同妻・豊子
昭和5、浅野財閥家・浅野八郎二女 ※姉は住友勝夫人
女子学習院卒

四男・之乗(後述)

長女・久子
昭和8
聖心女子学院卒
旧浅野財閥家・浅野八郎二男、久弥と結婚

※家系図は敬称略

三井高公の家系図を見ても、
旧大名家や三井家の分家とのつながりを
確認できます。

三井家と住友家は親戚関係

また
三井家は、
ほかの財閥との姻戚関係もあります。

浅野セメントの創業者である、
浅野総一郎が創設した、
浅野財閥家と親戚関係になっています。

ちなみに
浅野財閥家は、
住友財閥とも親戚関係にあります。

住友家の当主、
住友友純の孫にあたる、
住友勝さんの妻は、
三井高公の三男、三井公乗さんの妻の姉にあたります。

三井家と住友家は、
近い親戚関係にあったのですね。

三井家の現在の当主の家系図

それでは
三井家の現在にいたる
当主の家系図を
見てみましょう。

三井之乗さん
昭和6、三井高公四男
学習院大卒
三井物産勤務

妻・富美子さん
昭和15、学習院大教授・林友春長女
女子学習院卒

男・永乗さん
昭和47
祖父三井高公の養子となる
建築家

三井高公の四男、
三井之乗さんの長男にあたる
三井永乗(みついひさのり)さんが、
祖父の養子となり、
三井家の当主を継承。

つまり
三井永乗さんが
現在の三井家当主となります。

三井永乗さんは、
建築家であり、
三井記念美術館のインテリアデザインを
つとめています。

三井家の現在の当主は、
旧三井財閥系企業の総帥ではなく、
三井グループ企業の経営に
参画しているわけではないです。

しかし、
三井家の家系図を見てきてわかるのは、
三井家の子孫は現在でもなお、
旧三井財閥系の企業に勤務していた方が多く、
三井家の子孫と、現在の三井グループの企業には
つながりはあるようですね。

というわけで、
三井家および三井財閥の、
家系図や子孫、現在の当主ななどに関する情報を整理してみました。

住友家の家系図と子孫!当主の現在は?住友財閥の資産は?

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