田のつく苗字の由来

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tpsdave / Pixabay

田のつく苗字

「田」という文字が入る苗字はたくさんありますね。
浅田・飯田・上田・太田・和田・西田・富田・藤田・武田・相田・塩田・杉田・織田・南田・郷田…というように、いくらでも挙げられます。
このように、苗字に用いられている文字で最も多いのは「田」という文字なのです。

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田のつく苗字の全国分布

苗字の研究家・丹羽基二さんの調査によると、「田」のつく苗字は、全国的にたくさんいるようです。
地方ごとに分布をまとめてみましょう。
北海道地方…11.6%
東北地方…10.2%
関東地方…13.6%
東海地方…12.5%
関西地方…16.8%
中国地方…17.1%
四国地方…16.3%
九州地方…15.4%

このようになっております。
若干地域差はあるものの総じて多いと言えます。
全国平均で約16%ということです。

田のつく苗字が多い理由

では、なぜ「田」のつく苗字が、これほどまでにも多いのでしょうか。
「田のつく苗字の人は先祖が農民で、田んぼの中に住んでいたから」といったような俗説もありますが、これは違うように考えられます。
というのは、苗字というのは多くの場合、地名を由来にしているからです。
初めに、「田」という漢字を含む地名があって、そこを発祥とする家系だから、その地名を苗字にしたと考えるほうが正確ではないでしょうか。

苗字と地名に使われる文字を比べる

ちなみに苗字に多く用いられている文字と、地名に多く用いられている文字を比較すると以下のようになります。

苗字に多く用いられている文字は、「田・藤・山・野・川・木・井・村・本・中」が上位十傑です。
一方、地名に多く用いられている文字は、「川・田・大・山・野・島・東・津・上・原」が上位十傑に入ります。
こうした比較すると、苗字に用いられる文字も地名に用いられる文字も、地形を示したものが多いということが言えると思います。
苗字について特徴的なのは、「藤」のつく苗字だけでしょう。
これは藤原氏の子孫がそれだけ多いことを示しているのでしょうか。

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