赤とんぼ、15で結婚の真相を暴く!

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Iwona_Olczyk / Pixabay

昔は15でお嫁にいったのか?

現在の平均初婚年齢は、男性31才、女性29才です。
晩婚化が進んでいる上に、非婚化という現象も指摘されております。
戦後、一貫して、男女ともに晩婚化が進んでまいりました。

昔の人は、早婚だったというのが一般的な理解かと思います。

15才くらいで嫁にいくことなんて普通だった、なんて聞いたことはありませんか?
15才といえば、今で言えば中学生です。
いくら何でも、結婚するには早いような気がします。
「当時は、平均寿命も短かったので、結婚も早かったんだ」なんて言う人もいますが、実際のところ、どうだったのでしょうか?
調べてみました。

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15で結婚は、赤とんぼの作者が広めた嘘!?

「昔は15才くらいで嫁に行ったものだ」という「15才結婚説」を唱える人が多いのは、童謡『赤とんぼ』の歌詞による影響だと思います。
“夕やけ、小やけの赤とんぼ、おわれて見たのはいつの日か~♪”
といった歌詞ではじまる、お馴染みの童謡です。

『赤とんぼ』には以下の一節がありますね。
“15で姐(ねえ)やは、嫁にゆき、お里のたよりも、絶えはてた♪”

確かに子どもの頃、この歌詞を聞いたことがあります。
私も、この歌詞を聞いて「昔の人は、早く結婚したんだな」と素直に思ったものでした。
しかし、この歌詞に基づく「15才結婚説」は、実は大嘘なんです!

実は14才だった、姐(ねえ)や!

童謡『赤とんぼ』が作られたのは、大正10年(1921年)です。
この時代の女性の平均初婚年齢は、23才くらいです。
23才といえば、現在では早婚と言えるかもしれませんが、特別に早いわけでもありません。

先祖の戸籍や家系図をお持ちの方は、よくご覧になってみてください。
戸籍に入っている女性が、何才で結婚されているのかを見てみましょう。

おそらく、赤とんぼの歌詞のように15才で結婚している人は、ほとんどいないと思います。
ちなみに、昔は数え年で年齢を数えたので、「赤とんぼ」の「姐や」の15才は、現在だと14才にあたります。

江戸時代の平均初婚年齢

実際に調べてみると、『赤とんぼ』のような早婚が見られたのは、東北地方だけのようです。
江戸時代の東北地方での平均初婚年齢は、男性:19才、女性:15才とのことです。

江戸時代においても、東北以外の地域では、男性:25才、女性:21才というのが、平均初婚年齢のようです。

つまり、『赤とんぼ』の歌詞には、かなり創作的な要素が含まれていて、これを一般化するのには無理があるようです。
みなさん、騙されないようにしてくださいね(笑)

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