明治時代~戦前の女性の仕事・職業は?職業婦人の意味と大正昭和時代

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icame / Pixabay

明治大正昭和戦前の女性の仕事や職業は?「職業婦人」の意味は?高等女学校を卒業した女性たちの将来とは?

高等女学校を卒業したあとには、三つの進路が用意されていました。

・家で花嫁修業をする
女学校卒業者の約7割はこれでした。
現在言うところの「家事手伝い」ですね。
お稽古などをして、縁談の話が来るのを待つわけです。

・進学する
女学校卒業者の約2割が進学を選びます。
女子大や専門学校、女子師範学校などへ進学するコースです。

・就職する
女学校卒業者の約1割が就職します。
これが「職業婦人」と呼ばれるものです。割合としては、だいぶ少ないですね。
また、上記の進学組のうち、女子高等師範学校を出て教員になるものや、女子医専を出て医師になるものもいたので、そういった方も職業婦人になります。

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職業婦人の意味を考える。職業婦人の「職業」は何?

職業婦人とは、そもそもどういった職業についていたのでしょうか。
具体的にあげてみましょう。
タイピスト・速記者・事務員・簿記係・電話交換手・電信係・為替貯金局の判任官・鉄道局の事務員・幼稚園教員・小学校教員・高等女学校教諭・音楽教師・医師・歯科医・薬剤師・看護婦・産婆・料理人・仕立て屋・モデル

こういった職業です。
かなり雑然としているのですが、いくつかの系統に分類できるかと思います。

・技術的、専門的な技能を必要とするもの
医師・歯科医・薬剤師・看護婦・産婆・教員・美容師など

・官庁や企業などの職員
タイピスト・速記者・事務員・簿記係・電話交換手・電信係など

・芸術、芸能関係
音楽家・画家・書家・女優など

仕事・職業を持つ女性のすべてが、職業婦人なのではない

「職業婦人」という言葉は、「働く女性」すべてを指す言葉ではありません。
女工さんや、女中さんなどは「職業婦人」というくくりには入っていませんでした。
「職業婦人」とは、給料をもらって働き、専門職・事務職などのホワイトカラーの職業を一般的に意味していました。

職業婦人の代表的な仕事・職業とは?

これら職業婦人のなかで最も身近な存在だったのが、小学校教員です。
明治時代後期から大正時代には、小学校教員の約3割が女性でした。
現在でも、小学校の先生というと女性が多いイメージがありますが、この頃からの傾向なんですね。

それから、モダンな職業である電話交換手。
当時、電話事業は官営で逓信省の管轄でした。電話局の交換手は、すべて女性だったといいます。

それから看護婦さんです。現在では看護師といいますね。
男性の看護師さんは、現在でも珍しいです。

戦前の職業婦人とは、こういった女性たちでした。

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