村長・地方議員だった先祖の家系図作成調査

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ATMAN / Pixabay

戦前の村長・地方議員

戦前の、町長・村長・町議会議員・村議会議員は、無給の名誉職でした。
地方議員に給料が支払われるようになったのは、戦後からです。
昭和22年(1947年)の地方自治法により、地方議員への報酬規定が取り決められました。

戦前の日本において、無給であった地方議員になったのは、地元の有力者たちです。
現在でも、地方議員のなかには、古くからその土地に住む旧家(きゅうか)の出身者が多く見られます。

同じ苗字の方が、何名も議会に見られることも珍しくありません。
これは、古くからその土地に根付いた旧家の一門が、現在でも権威的な存在であることを示しているものです。
おそらく、こうした方は、地元の農協の支援を受けているのでしょう。

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戦前の地方議会

江戸時代の村には、原則的には一つの村ごとに一人の庄屋がいて、村政をおこなっていました。
多くの庄屋は、世襲制です。

明治時代になると、いくつかの村が合併して、新しい村ができます。
新しくできた村の、村長や村議会議員には、地主層のものが着きました。
終戦までの地方議会は、こうした地元有力者によって、占められてきました。

戦後の地方議会へ

このように、有力農民たちによって、地方議会は独占されてきましたが、この状況は、戦後の諸改革によって、変わります。

地方自治法の成立や農地改革の結果、戦前の小作人層にも、政治参加の機会が得られることになりました。
それまでは、貧農層が村長や村会議員になることは、まずありませんでした。

先祖に地方議員がいる家系は…

戦前のご先祖に、村長や村議会議員がいらっしゃった方は、おそらく江戸時代から続く、地主層の家系につらなる方だと思います。
現在も、ご親戚が議員を務めていらっしゃるのでは、ないでしょうか。

ご先祖様が、村長や村議会議員でいらしたという場合には、郷土資料を中心にあたることになります。

村長を務められたのであれば、間違いなく記録が見つかると思います。
ご先祖様が、村議会議員であった場合は、もう少し細かい資料を見ていかなくてはならないかもしれませんので、念入りに調査する必要があります。

家系図作成の手助けとなる資料について

こうした家系であれば、是非、江戸時代から脈々と続く家系図を作成したいものです。

地主層や自作農であれば、江戸時代の資料も多く残っています。
検地帳(けんちちょう)に、ご先祖のお名前の記載があるはずです。
検地帳は、地域によって、資料の保存状況はだいぶ異なってきます。
江戸初期のものまで揃っているところもありますが、ほとんど無いところもあります。

検地帳がない場合には、宗門人別改帳などを見ていくことになります。
その他の資料も調査しますと、平均すれば、江戸時代中期までは遡れると思いますので、是非、調査してみてください。

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