有森也実さんの先祖の調べ方
今回のファミリーヒストリーは、大半を有森也実さんの両親の出会いと恋愛にさかれているので、家系図作成や先祖調べに参考になる部分は、それほど多くなかったので、いつもより手短にまとめてみます。
有森也実さんの先祖は?
有森也実さんのお父さん・有森正行さんは、佐賀・鹿嶋市にある松岡神社で宮司を務めています。
そして、松岡神社の近くに、有森家の本家があります。
有森家は、先祖代々の農家でした。
番組取材班が調査した昭和3年の「納税台帳」によれば、60個の村で、2番目の納税者だったといいます。
有森也実さんの祖父のファミリーヒストリー
有森也実さんの祖父・徳次さんは、昭和12年に日中戦争に出征します。
番組では、徳次さんの写真が写っていました。
陸軍の軍服を着ていて、胸に勲章があります。
勲章は勲七等か勲八等の旭日章で、さらに記章が二つありました。
徳次さんは戦争で負傷してしまいますが、回復すると神職資格を取得し、神主となります。
有森也実さんのお父さんが神職をされているのは、このお祖父さんの影響なのです。
「国学院だったら大学に行かせてやる」という祖父の一言で、父は国学院に入学したといいます。
神職養成の学校と言えば、国学院と皇学館ですね。
参照記事
神主だった先祖の家系図作成調査
有森也実さんの母方の家系
その後、有森也実さんの母方の家系については少しだけ触れています。
母方・山川家は、山形県を本籍地にしています。
山川家の方への取材によれば、「先祖は郷士だった」そうです。
番組では、それ以上先祖について踏み込んだ解説がなされていませんでした。
「郷士」というのは、村に住んでいる武士のことと、とりあえず理解すると分かりやすいと思います。
江戸時代の武士は、基本的には城下町に住んでいるので、村落に武士が住んでいるというのは珍しいのです。
ファミリーヒストリーとしては珍しい展開
今回のファミリーヒストリーからは、このようなことが学べます。
今回は、あまり先祖のことを掘り下げずに、両親の恋愛について焦点があてられていましたね。
調査も関係者への聞き取り調査が大半を占め、いつものような家系調査は見られませんでした。
ファミリーヒストリーというと、戦前の話題が多いので、今回のような展開は珍しいのではないでしょうか。
次回の放送も楽しみにしたいと思います。