李垠と妻、李方子の息子や子孫は?李王家の家系図と末裔は?

李王家は、
戦前の日本では王族として、
皇族と同等の扱いを受けました。

李王家の東京の邸宅は
赤坂紀尾井町のグランドプリンスホテルに現存しており、
映画やドラマの撮影場所としても、
よく使われています。

李王家の家系図や子孫については、
話題になることが多く、

特に、
李王家の妻、李方子については、現在でも注目されることが多いですね。

この記事は
李王家の家系図や家族、
李垠(りぎん)と、李方子(りまさこ)の息子、娘、子孫の話題を見ていきます。

李王家は、皇族と同等、華族より高い身分だった

まずはじめに
李王家の戦前の待遇について、見ていきましょう。

李王家は、
李氏朝鮮の王族として長らく、君主に君臨してきましたが、
日本への編入にともない、
李王家は王族となり、李王家の分家は公族、
李王家の臣下の貴族たちにも、爵位が与えられ朝鮮華族として扱われました。

王族や公族は、皇族と同等の扱いを受け、
宮様と呼ばれていました。

戦前の日本では
皇族の下位に華族という地位がありましたが、

李王家は、
王族、あるいは公族ですので、
華族よりも上位の身分になります。

李王家の家系図!李垠の妻と子供は?

では
李王家の家系図についてみていきます。

李王家当主、
李垠(りぎん)の妻と子供について見てみましょう。

李垠(りぎん)　1897-1970
明治３０、李太王第七王子
大正１５、王系継承
陸軍士官学校、陸軍大学校各卒
陸軍中将
甥に李鍵(りけん)がいる

妻：李方子　(まさこ)　1901-1989
梨本宮守正王長女

長男：李晋　1921-1922

次男：李玖　1931-2005
マサチューセッツ工科大卒
実業家

妹：李徳江
伯爵宗武志と結婚

※家系図は敬称略

李垠の妻は、
李方子(李まさこ)です。

李垠の妻は、
旧皇族の梨本宮家の娘でした。

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李方子の父親は梨本宮守正王で、香淳皇后とは、いとこの関係

李垠の妻、
李方子の父親は、梨本宮守正王であり、
伯父が久邇宮邦彦王です。

久邇宮邦彦王の娘が、
香淳皇后(昭和天皇の皇后)なので、

李方子と香淳皇后は、
いとこ、の関係になります。

李垠と李方子の息子、李玖

李垠と李方子の息子は、
2人いましたが、
長男の李晋は生後すぐになくなっています。

李垠の次男の
李玖(りきゅう　イグ)が、
李垠の後継者となりました。

李玖は、
終戦によって李王家が王族としての待遇を受けられなくなると、
日本で暮らすことは困難と感じたのか、
アメリカに渡り、
マサチューセッツ工科大学に進んでいます。

李王家の末裔の現在!李玖の妻と子孫は?

李玖は、
マサチューセッツ工科大学で、
建築学を勉強して、卒業後は、建築事務所で働いていました。

李玖はアメリカで結婚しており、
妻は、
同じマサチューセッツ工科大学出身で、
建築事務所で働いていた、
ウクライナ系アメリカ人の
ジュリア・マロックさんでした。

李玖はその後、
韓国に帰国しますが、
結局は日本に戻っています。

李玖には、
子供はいないので、

李玖の代で
李王家の直系子孫は、とだえていることになります。

というわけで、
李王家の家系図や家族、
李垠(りぎん)と、李方子(りまさこ)の息子、娘、子孫の話題を見てきました。