伊達みきおは伊達政宗の子孫で家系図は?実家の父親は銀行で先祖は誰?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
スポンサーリンク

DeltaWorks / Pixabay

伊達みきおの実家と家系図は?伊達政宗の子孫で、父親は銀行員?ファミリーヒストリーの先祖調査を分析!

NHK総合テレビ『ファミリーヒストリー』では、
お笑いコンビ、サンドウィッチマンの、
伊達みきおさんの家系を紹介していました。

伊達みきおさんの先祖は、
戦国大名・伊達政宗に
つながる家系だと言われていますが、
実際には
どうなのでしょうか?

番組の内容をもとに、
家系図サイトならではの知見を交えながら、
述べていきたいと思います。

スポンサーリンク

伊達みきおの先祖・大條氏は伊達氏の子孫で…

伊達みきおさんは、仙台藩主・伊達家の一門である大條氏の子孫です。
大條氏は南北朝時代に、伊達家から分家した家系です。
江戸時代には宮城坂元城主として4000石を領していたというから名門ですね。
伊達みきおさんの高祖父にあたる第17代当主・大條道徳の代に、「伊達」に改姓します。
しかし、伊達みきおさんは、「なぜ大條から伊達に苗字が変わったのか、分からない」といいます。

伊達みきおの、本家に残る家系図を調査

ファミリーヒストリーでは、伊達みきおさんの本家筋にあたる第20代当主・伊達宗行さんに取材しました。
すると、先祖が作成した家系図を見せてくれました。
このように本家に家系図が残されていれば、大いに調査が進むのですが、必ずしもこうはいきません。
伊達みきおさんの家系のようなケースは、珍しいでしょう。

参照記事
本家宅への訪問調査

伊達みきおの高祖父・大條道徳は、伊達姓に戻る

さらに番組取材班は史料館に残っていた、大條家の家系図を探りあてました。
そこには、伊達みきおさんの高祖父・大條道徳までの系譜が書かれています。

伊達家は戊辰戦争で幕府側につき、賊軍とされてしまいました。
その際に、伊達家を代表して明治政府との折衝にあたったのが、高祖父・大條道徳でした。
高祖父の活躍もあって、伊達家の存続が許されることになり、「論功行賞」によって大條道徳は、伊達姓に戻ったといいます

これは復姓といわれるもので、明治初期に行なわれたものです。複姓とは、遠い先祖の名乗っていた苗字に改姓することをいいます。
伊達みきおさんの先祖は功績が認められたというのが理由のようですが、そうでなくても「複姓」の事例は多くあります。

参照リンク
明治時代の改姓・廃絶家再興と復姓

伊達みきおの曽祖父・伊達亮治とは?

その後、伊達みきおさんの曽祖父、祖父の代にファミリーヒストリーへと番組は移っていきます。
伊達みきおさんの曽祖父は、伊達亮治さんと言います。
私の調査によれば、亮治さんは明治14年(1880年)3月7日生まれ、大正元年(1912)に東大法学部卒、高等文官試験にも合格し、判事を務めています。
宮城控訴院判事となり、退官後は公証人を務められていました。
ちなみに曽祖母・アイさんは明治26年(1893年)生まれです。
このように名門家系では、戸籍を見なくても家系調査ができるのです。
大学出身者ならば、同窓会の資料から、細かい経歴や住所の移動を調査することもできるので、大きな成果が得られます。

伊達みきおの祖父・伊達忠亮は銀行員!父親も銀行員に!

祖父、伊達忠亮さんは大正4年(1925年)生まれで、東大法学部を卒業。
司法試験に失敗し、満州重工業に入社。戦後は銀行に勤めました。
地元の財産家である伊澤家のご息女・時子さんと結婚します。

二人は、満州、新京の社宅に住み、家政婦つきの裕福な暮らしをしていました。
現在では、若手社員の家庭が家政婦を雇うなどというのは考えられないことです。
しかし、当時は現在よりも経済格差が激しかったので、こうしたことは当たり前でした。
そして、二人のあいだに父・伊達政亮さん(地元の銀行員)が生まれ、伊達みきおさんに繋がるというわけです。

参照リンク
サラリーマンだった先祖の家系図作成調査
戦前の給料

今回のファミリーヒストリーは

伊達みきおさんの家は、かなりの名門家系ですので、家系調査はそれほど難しくなかったでしょうね。
番組でも、近親者のインタビューなどを交えて構成していましたが、家系図などが整っていたので、大規模な調査はしないで済んだのでしょう。

先祖の履歴調査で、伊達みきおの家族情報あり

伊達みきおさんのように、戦前に先祖が裁判官やサラリーマンをしていたというような家柄であれば、
ご先祖さまの履歴調査によって、情報がえられるはずです。

実際、伊達みきおさんの曽祖父、曽祖母、祖父の情報は見つかりましたので、このサイトをご覧の皆様も先祖の名前を調べれば、資料が出てくるかもしれません。

また、次回のファミリーヒストリーを楽しみにしたいと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする