外交官だった先祖の家系図作成調査

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balichaca / Pixabay

戦前の外交官という職業

外務官僚はオシャレな人が多いです。
仕立ての良いスーツに身を包み、クレリックシャツを着て、エルメスやブルガリなどの高級ブランドのネクタイをしているイメージがあります。

たまにテレビで、外務省の官僚を見かけますが、オシャレな人が多いですよね。
そうした外見からか、外務官僚・外交官というと、優美で華麗なイメージがあります。

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華麗なる外交官の家系図

実際に、外交官には家柄の良い人が、とても多いです。
外交官には、親戚一同外交官という人も珍しくありません。
彼らは、省内に閨閥関係を作りあげ、自分の出世に有利になるようにしているのですかね。

戦前の外務官僚も、家柄の良い人が多かったです。
外務省の幹部職員になるには、高等文官試験外交科に合格しなければなりません。
他の省庁のエリート官僚は、高等文官試験行政科なのに対し、外務官僚だけ別の試験によって選抜されるのです。
戦後長らく外交官試験というものが存続していたのは、この名残なんです。

現在は、多くの在外大使館があり、その分だけ国名を冠して「○○大使」という役職の方が多くいます。
しかし、戦前においては、大使という職階には、ごく数人しかなれなかったのでした。
大半が「公使」です。
それぞれ特命全権大使、特命全権公使というのが正式名称で、名前だけでひれ伏してしまうほどの威圧感を感じます。

ご先祖に外交官がいらしたら

ご先祖が、外務官僚でいらしたならば、おそらく言い伝えが残っているのではないでしょうか。
祖父母が外国生まれだ、というようなことを聞いていれば、ご先祖に外務官僚がいるのかもしれません。
戦前の日本では、欧米諸国に住む日本人はほとんどいなかったので、大変珍しいことだと思います。
近いご先祖に外国生まれの方がいらっしゃる家系の方は、是非、ルーツを探索してみてはいかがでしょうか。

外交官家系の閨閥関係が気になる!

もちろん、ご先祖が外務官僚であれば、その履歴については、文献調査によって大いに明らかになることと思います。

また、とりわけ家柄の良い方が多いので、親族関係を追っていけば、思わぬ歴史上の人物と親戚だった、というような新たな発見があるのではないでしょうか。
ご先祖が、外務官僚でいらしたのならば調査してみると、良い結果が得られるものと思います。

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