戸籍調査によって幕末まで先祖を遡れる

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戸籍謄本に記されている先祖

noskill1343 / Pixabay

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戸籍謄本で調査可能な先祖は?

Q、
一般的に、戸籍調査によって、どれくらい前の時代の先祖まで、調査できるのでしょうか?

幕末くらいまでは可能

A、
100家系を無作為で検出して、集計すると以下のような結果になると思います。
戸籍に記載のある、最も古い年代に生まれたご先祖を集計した場合です。

文化(1804~1818)・・・6
文政(1818~1831)・・・18
天保(1831~1845)・・・28
弘化(1845~1848)・・・7
嘉永(1848~1855)・・・12
安政(1855~1860)・・・7
万延(1860~1861)・・・1
文久(1861~1864)・・・5
元治(1864~1865)・・・1
慶応(1865~1868)・・・2
明治(1868~1912)・・・13

このような割合となっております。
約半数が、文化・文政・天保といった古い年代に生まれたご先祖の記録が明らかになっています。

その一方で、幕末から明治生まれのご先祖までしか遡れないケースも15%くらいあります。
こうした差は、各自治体における除籍謄本の保存状況によるものです。
もちろん、古い除籍謄本が残っているほど、先祖を遡ることができます。

現在、80%以上の自治体では、明治19年式戸籍が保存されているようです。
また、都市部ほど、除籍謄本の廃棄処分に積極的だったために、古い戸籍が残っていない傾向が見られます。

戸籍調査を自分でやるか、業者に頼むか?

Q、
戸籍調査を自分で進めるのと、専門家に任せるのとでは、どちらが良いのでしょうか?
それぞれのメリット、デメリットを教えてください。

戸籍調査は意外と難しい

A、
自分で調査する場合

メリット
・安い

デメリット
・時間と手間がかかる
・不慣れなために、うまく請求できないことがある
・戸籍の内容を読み取るのに苦労する
・本当は請求権がある戸籍を、請求し忘れることがある(請求漏れ)

ご自分で、請求される際のメリットは、費用です。
専門家に依頼するよりも安く上がります。

反対にデメリットは、手間がかかります。
戸籍の請求は、面倒くさい手続き作業が多いです。
特に、母方の先祖など、苗字が異なる家系の戸籍を請求するとなると、関係する文書を揃えるのが、大変わずらわしいと思います。

あと、戸籍の内容の読み取りです。
旧字体、変体仮名の正確な読解力を必要とします。
さらに旧民法の知識もいくらか必要です。

これらは、分からないことがあれば、ネットや本などで、いくらか調べることもできると思います。

ご自分で請求される際に最も注意しなくてはならない点は、請求漏れが出やすい点です。
本来は、請求できるはずの戸籍を請求し忘れてしまうことがあります。

役所の人も古い戸籍を扱う機会は少ないので、時折ミスをします。
本来、請求できるはずの戸籍が、閲覧不可とされてしまうこともあります。
こうしたことに注意する必要があると思います。

専門家に依頼する際のメリット・デメリット

では、戸籍請求を専門家に依頼する際のメリット・デメリットをあげていきましょう。

メリット
・手間がかからない
・正確な読み取りができる
・請求漏れの心配がない

デメリット
・料金がかかる

こちらは、ご自分で請求する場合のメリットとデメリットをすべて逆にしたものと考えていただければ良いでしょう。

個人的には、ご先祖の戸籍請求を一度もしたことがない人は、専門家に一系統だけでも、すぐに依頼されることをお勧めいたします。

私自身、長らく自らの家系調査をしてきましたが、先祖調査を始めたときから10年以上経って、ようやく戸籍を請求致しました。

なぜ、それほど戸籍の請求が遅れてしまったのかというと、「自分には請求権がない」、と思い込んでいたからです。

近年、戸籍請求については、かなり厳しい制限がもうけられている、というのが都市伝説と化しております。
したがって、本来、自分に請求権があるのに、請求しないケースが増えています。
これは、非常にもったいないことです。

実際に、これまでに多くの、ご先祖の調査している方々とお会いしてきましたが、かなり熱心に調査されている方でも、戸籍の請求漏れは、見られます。

こうしたことが起こらないように、とりあえず、一系統だけでも専門家に依頼して、一度、実際に戸籍を見たほうが良いと思っております。

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