明治・大正・昭和戦前期の位階制度について

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Monoar / Pixabay

戦前の位階制度

歴史好きな方だと、「正二位」とか「従三位」といった文字を見たことがあると思います。
戦国大名などの肩書でよく目にするのではないでしょうか。
織田信長は「正二位右大臣」で、武田信玄は「従四位下大膳大夫」、上杉謙信は「従五位下弾正少弼」です。
この「正二位・従四位下・従五位下」といった部分が、位階です
実は、この位階制度は現在でもあります。

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現在にも残る位階制度とは

現在の位階制度は、没後に贈られることになっています。
生存者は叙位されないので、ほとんど話題になることはありません。
勲章であれば、春の叙勲・秋の叙勲とありますので、芸能人などが受章すると、新聞などで大々的に報じられるのですが、位階についてはこういった機会はないですね。
そういうわけで、現代人には馴染みのない制度です。

戦前の位階制度の特徴

戦前までは、位階制度というのは身近なものでした。
当時は生存者にも贈られ、年齢を重ねるごとに上に上がっていく制度でした。
位階は、勲等と同じく「数が少なくなるほど偉い」のです。一位から八位まであります。
そして、それぞれ「正」と「従」が設けられていたので、16階級に分かれることになります。

例えば、陸軍士官学校を出て、少尉に任官すると「正八位」、中尉になると「従七位」、大尉になると「正七位」、少佐になると「従六位」、中佐になると「正六位」、大佐になると「従五位」、少将になると「正五位」、中将になると「従四位」、大将になると「正四位」といった具合に、どんどん位階が上がっていくのです。

「国家公務員」による位階制度

位階をもらえる職業というのは、官僚や軍人といった、現在でいうところの「国家公務員」にあたる人たちが中心で、その中でもエリートコースのものに限られました。

官僚の場合であれば主に以下のように対応します。
次官…従四位、局長…正五位、課長…従五位

軍人であれば、
大将…正四位、中将…従四位、少将…正五位、
大佐…従五位、中佐…正六位、少佐…従六位、
大尉…正七位、中尉…従七位、少尉…正八位

また、帝大教授・帝大助教授、専門学校教授、高校教授、中学校校長、高等女学校校長なども位階をもらいました。
こうした位階は、墓石に彫られていることもあるので、注意してみましょう。

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