家族・親戚への聞き取り調査
難易度/ ☆
有効性/ ☆☆☆☆☆
費用/ ☆
所要時間/ ☆☆
必要なもの/ 無し
※調査の前にやっておくべきこと
無し
家系図を作るのならば、まず親や祖父母といった家族に、話を聞いてみることから始めましょう。
我が家のご先祖はどういう人だったか、昔はどこに住んでいたのか、親戚にはどんな人がいるのかといった、自分に関心のあることを聞いていきます。
家族であれば、気安く答えてくれるでしょう。
そして、聞いた内容をもとにして、簡単な家系図にまとめてみましょう。
おそらく、祖父母の世代までの簡単な情報なら、いくらか得られると思います。
親しい親戚への調査
家族への聞き取りが終わったら、次は、他の親戚への聞き取り調査に移ります。
まずは、日頃、付き合いの濃い親戚から当たっていくことになります。
叔父や叔母といった身内が、これにあたると思います。
この段階での、聞き取り調査のコツは、相手の話をひたすら謙虚に聞くということです。
家系図を作ろうと思い立ったばかり方は、ご先祖について、ほとんど何も知らないと言っても過言ではありません。
こういった話は、自分よりも年長の身内のほうが、詳しいはずです。
したがって、まずは、相手の話を聞きましょう。
いろいろと質問したいことがあると思いますが、この段階では、相手に話したいことを一通り喋ってもらうのが良いと思います。
何でもメモをとっておこう!
一見、先祖の話とは、まるで、関係ないように思えるように思える話でも、メモをとっておきましょう。
例えば、祖父のことを調べているとします。
祖父が、どんな仕事をしていたのかと聞いたときに、伯父が唐突に、自分が通っていた小学校の話を始めたとします。
伯父の返答を、見当違いに思われるかもしれません。
しかし、こうした情報が後で役に立ってくることもあります。
現在は、必要なさそうな情報でも、メモをとるのです。
ここまで終わったら、次は戸籍請求をしてみることをお勧めします。
そして、これまでの聞き取り調査から得られた内容と、戸籍の内容が一致するかどうかを、確かめてみるのです。
多くの場合、身内の話であっても、いくらか記憶違いがあるものなので、戸籍の内容と、異なってくると思われます。
関係の薄い親戚にも調査
次に、それほど濃密な付き合いをしていない範囲の親戚への聞き取り調査です。
数年に一回会うか会わないかといった、冠婚葬祭と、年賀状のやり取りだけをしているといった関係の親戚です。
一番良いのは、法事の席などで、親戚一同が集まったときに、聞いてみることです。
個別に、電話をかけたり、訪問するよりも、手軽です。
先祖の話となれば、一族みんなの関心事でしょうから、みんな興味を持ってくれるはずです。
親戚同士で、先祖の伝承が異なることも…
お話していると、親戚同士で、先祖に関する伝承が異なっていることもあると思います。
すると、真相はどういうものだったのか、興味が湧いてくると思います。
親戚への調査では、あまり昔のことまでは、はっきりしないと思います。
せいぜい、昭和初期くらいまででしょうか。
それ以上の調査となると、別のものをしなければなりません。
次のステップ
戸籍調査