会社のホームページに顔写真を載せたくない!掲載拒否できないの?

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JuralMin / Pixabay

会社のホームページに顔写真や集合写真の掲載を拒否できないのか?

現在は、ネットがなければ、
何も出来ない社会といってもいいかもしれません。

仕事や勉強に必要な情報の収集はもちろんのこと、
発信もまた、
ネットを利用して行うのが
一般的となっています。

またそれは個人の領域だけにとどまらず、
会社組織においても言えることで、

会社での業務、
あるいは会社の宣伝やブランディングのために
ホームページを作成、情報発信に努めます。

その際に、
いわゆる「顔の見える会社」
イメージづけるためでしょうか、
ホームページに
社員の顔写真を掲載する会社が数多くあります。

今回は、
会社のホームページに顔写真が掲載されることを、
拒否することは果たしてできるのか、
考えてみたいと思います。

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ネット上の顔写真は、最大の個人情報?

さて、デジタルデバイスが普及した
今日の社会において、
情報の管理は重要な意味を持っています。

ネット上の個人情報は、
それをアップした側の管理を越えて、
どんどん拡散していくものです。

特に今日のように
ツイッターやフェイスブックといった
SNSが多用されるようになりますと、
拡散も容易であります。

会社のホームページに、顔写真掲載を拒否できないの?

そうなりますと、
ネットにアップした情報が
悪用される危険性があることも
当然考えなくてはいけないわけですが、

そのような現状である今日、
会社のホームページに顔写真を公開し、
さらには名前までをも掲載することを
会社から求められた場合、
拒否することは可能なのでしょうか。

顔写真や集合写真を拒否すると、職場の空気が悪くなる?

結論から言いますと、
現在の日本社会の労働環境や
一般通念を考えますと、
拒否をすることは極めて難しいと思います。

もちろん、写真掲載は嫌ですと
会社のホームページへの顔写真の掲載を
拒否する意思表示をすること自体は簡単です。

ただ口に出すなり、
文書にするなりするだけで
会社側に意図は伝わるでしょうが、
そのことによって、
いわゆる「職場の空気」が悪くなり、
確実に会社側や他の社員からの
扱いが変わるでしょう。

会社ホームページの顔写真拒否と、日本人の意識の問題

もっとも、当たり前ですが、
正社員にしろ非正規雇用にしろ、
労働者というのは
その個人の人格のすべてを
会社に売り渡しているわけではありません。

会社との関係は、
あくまで労働の契約に過ぎないわけです。

ところが、日本の場合は、
そのあたりのことが
こんがらがって受け止められています。

それは社員を雇用しているオーナーや
経営陣はもちろんのこと、
雇用されている側もまた、
その辺の意識が希薄です。

一日の大半を過ごす職場を、
絶対視しすぎているのです。

顔写真掲載拒否が不可能なのは、労働環境のせい?

これは、日本の労働環境が、
アメリカやEUヨーロッパ諸国とは異なり、
組織との関係が強すぎるから
起こることだと思います。

アメリカやEUヨーロッパ諸国では、
労働者の責任は、
契約している仕事の内容それ自体のみです

それゆえ彼らは、
自分の領域以外の業務というものを一切しません。

日本人の場合、
時には他部署の業務を手伝ったりすることは
一般的なことですが、
それは仕事の内容ではなく、
会社というものに力点を置いているからなのです。

会社ホームページへの顔写真掲載と、日本の職場の弊害について

もっとも、そのような考え方も、
かつてはいいところはありました。
いわゆる終身雇用制度による
年功序列の昇進や昇給がそれです。

しかし今日はそれらの制度も崩壊し、
ただ悪弊のみが残っている形だといえるでしょう。

ですから、
会社のホームページに顔写真を
アップされることを
拒否する自由が事実上存在しないというのは、
日本の労働環境を反映している問題であると思います。

顔は最大の個人情報である!

ちなみに以前、
タレントの水道橋博士さんが
「最大の個人情報とは顔のこと」と言っていたのですが、
これはその通りだと思います。

よくフェイスブックやツイッターに
断りもなく他人の写真をアップする人がいますが、
あれは明らかなマナー違反ですよね。

特にフェイスブックやツイッターを使っていない人、
自分の顔という個人情報を
インターネット上で特定多数に
公開したくない人にとっては、
迷惑極まりない行為です。

会社の集合写真・顔写真の掲載に、拒否できないのが社会通念!?

これと同じことが、
会社のホームページ写真は、
日常的に行われているというわけです。

会社の行事が
何かの集合写真ならまだましなほうで、
社員証の顔写真を名前付きで公開されたりしたら、
誰でもいい気分がしないと考えるのが
普通なのですが、

拒否することもできず、
それがまかり通ってしまうのが、
いまの社会通念なのかもしれません。

今回は「会社ホームページへの顔写真・集合写真の掲載拒否の問題」について考えてみました。

連帯責任は理不尽だ!日本の会社に特有な問題点とは?

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