面識のない親戚・同姓宅への聞き取り調査

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IO-Images / Pixabay


遠縁・同姓宅への聞き取り調査

難易度/  ☆☆☆☆
有効性/  ☆☆☆☆
費用/   ☆☆
所要時間/ ☆☆☆
必要なもの/ 先祖の戸籍謄本・電話帳・筆記用具・郵便切手・便箋・封筒・電話

※調査の前にやっておくべきこと
家族・親戚への聞き取り調査
戸籍調査
同姓分布調査

自力で先祖を調べるのには限界があります。
戸籍調査、文献調査などは、頑張れば自力で何とかなります。
しかし、本格的な調査をするとなった場合には、どうしても他の人に協力してもらうことになります。
例えば、親戚への聞き取り調査がこれにあたると思います。

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聞き取り調査は、とても難しい

日頃、付き合いのある親戚なら、それほど難しくないでしょう。協力してもらえることも多いと思います。
しかし、家系調査においては、一度も会ったことのない親戚や、「親戚かもしれない」という程度の人に対しても、協力を依頼しなければなりません。

調査協力を得られない場合も多い

もちろん、協力を要請しても、断られることも多いです。
特に近年では、個人情報流出に対して、過剰なまでの警戒心を持っている方もいます。
また、あやしい者ではないと分かってもらえても、面倒くさいからといって、無視する方も多いでしょう。

残念ながら、先祖や家系図に関心のない方は多いです。
そういった人に対しては、どんなに自分の熱意を伝えても、まったく分かってもらえない事もあります。
そうであれば、他の調査方法で成果が上がるのを期待するしかないです。

どうすれば、調査協力を得られるのか

ではどうすれば、付き合いの無い親戚から協力を得やすくなるのかを、考えてみたいと思います。
付き合いのない人に、連絡をとるには、手紙を書くのがベストです。

現在では、電話やメール、あるいはSNSで連絡をとることはあっても、手紙をやり取りする人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

まずは手紙を書いてみよう

まずは、手紙を書いてみましょう。その際には以下のことに留意します。
・ワープロ打ちではなく、手書きで書く
・自分と相手がどのような関係なのか家系図に示す
・自分が知っている情報を書く
・相手に教えてもらいたいことを書く
・自分あての返信用封筒を同封しておく
・自分の電話番号やメールアドレスなどを書いておく
だいたいこのような感じです。

相手が先祖や家系図に関心があれば…

対応は、相手によって大きく異なります。
もしも相手が、先祖や家系図に興味を持っていれば、大きな協力が得られるでしょう。

しかし、多くの場合、そう上手くはいきません。
また、相手が先祖や家系図に興味があるかどうか以前に、相手の家の事情というものもあります。
そういった場合には、どんなに丁寧に手紙をしたためても、まったく成果が得られません。

この調査は、極めて難易度が高く、気をつかう作業です。
専門業者に依頼しても良いと思います。専門業者のほうが、聞き取り調査は手馴れていますし、信用度も高くなります。
手間と費用を考えても、賢い選択かもしれません。

前のステップ
旧土地台帳の調査
次のステップ
本家宅への訪問調査

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