軍人だった先祖の家系図作成調査

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DanielWanke / Pixabay

戦前の軍人という職業

戦前の日本において、軍人さんというのは、とても偉い人たちでした。
特に子どもたちからは、憧れの的でした。
軍隊がない現在の日本では、こうした感覚は浸透しておりませんが、軍隊のある諸外国においては、軍人というのは、尊敬される職業のようです。

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軍人の階級を確認しよう

軍人の階級は、陸軍と海軍で少しだけ異なります。
陸軍の場合だと、上から元帥、大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉、准尉、曹長、軍曹、伍長、兵長、上等兵、一等兵、二等兵となります。
海軍の場合だと、上から元帥、大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐、大尉、中尉、少尉の下は、兵曹長、上等兵曹、一等兵曹、二等兵曹、上等兵、一等兵、二等兵となります。
明治初期から終戦までに、名称の変更は多少ありましたが、こんな感じです。

少尉以上の軍人を「将校(しょうこう)」、あるいは「士官(しかん)」といいます。
陸軍ならば、准尉・曹長・軍曹・伍長を「下士官(かしかん)」といいます。
海軍ならば、兵曹長、上等兵曹、一等兵曹、二等兵曹が「下士官(かしかん)」にあたります。
それ以下の階級を「兵(へい)」と分類します。

エリート軍人といえば、将校以上のことを指します。
彼らは、所定の学校を出た者によって構成されます。
陸軍であれば、陸軍士官学校の卒業者です。
海軍であれば、海軍兵学校の卒業者です。

戦前における軍人の社会的地位

軍人というのは、官僚やサラリーマンらに比べれば、給料はそれほど高くありません。地方勤務も多いです。
しかし、社会的地位は高く、勲章をたくさんもらえます。
偉くなると、外国の勲章をもらう方も多いです。

大将や中将といったお方の肖像写真を見ますと、胸のところにたくさんの勲章がつけられていますね。
これは、それだけ軍人が名誉のある職業であったことを示していると思います。

軍人だった、ご先祖の調査は?

ご先祖様が軍人でいらした方は、いろいろな資料にお名前を見ることができ、詳細な経歴を調べることができます。
特に、将校以上の軍人であれば、より詳細な経歴が分かります。ご先祖を調べる上で、大変重要な資料となることでしょう。

また、職業軍人ではなく、兵役に着いた兵長以下の階級でも、どういった部隊に所属していたのか、どういった活動をしていたのかといったことを調べることができます。

戦前は、男子であれば、ほとんどが兵役に着いている世代もいます。
日清戦争、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争に従軍された方の記録は、大切に保管されております。
そうしたものから、ご遺徳を偲ばれると、ご先祖さまもお喜びになられるでしょう。

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