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華頂宮家の家系図!華頂侯爵家との関係は?子孫の現在は?華頂博信氏の子供は?華頂尚隆氏の職業は?

華頂宮(かちょうのみや)家。

旧皇族として知られる
華頂宮家。

華頂宮家は、
現在は存在しない旧宮家のひとつですが、

華頂宮の邸宅は、現在も残っており、
テレビドラマや映画の撮影場所としても、有名です。

鎌倉市には
旧華頂宮邸があります。
旧皇族の邸宅は、どれも豪奢なものですが、
華頂宮邸も、すごい邸宅です。

この記事は
華頂宮家の家系図と子孫の現在について、見ていきます。

華頂宮家の歴代当主

はじめに、
華頂宮家の歴代当主について一覧にしてみます。

初代当主：華頂宮博経親王　1968年創設
2代目当主：華頂宮博厚親王
3代目当主：華頂宮博恭王(のちの伏見宮博恭王)
4代目当主：華頂宮博忠王　1924年廃絶

華頂宮家の創設は
幕末の慶應4年(1868)のことです。

華頂宮家は、
伏見宮邦家の十二男にあたる、
華頂宮博経によって、創設されました。

華頂宮初代：華頂宮博経の妻と子供

華頂宮家初代当主の、
華頂宮博経親王の妻と子供について、家系図を確認します。

華頂宮博経親王　1851-1876
伏見宮邦家12男

妻：郁子
伯爵南部利剛の長女

長男：華頂宮博厚親王　1875-1883

華頂宮博経の子供は、息子がいて、
幼くして
華頂宮家の2代当主となっていますが、
すぐになくなっていますので、
華頂宮家は、わずか2代で存続があやぶまれました。

華頂宮家3代目当主は、伏見宮家から入家した華頂宮博恭王

華頂宮家は、
3代目当主として、
伏見宮貞愛親王の長男である、博恭王に継承させ、
華頂宮家の3代目当主となります。

現在の宮家の相続では、他の宮家から入った方が継ぐことはないことですが、
華頂宮家は、
いわば養子をとるような形で、存続されたのでした。

当時は、
宮家の数が少なかった、といった事情があったからです。

しかし、
華頂宮博恭は、生まれた家である伏見宮家の継承者となったので、
華頂宮3代目当主から、伏見宮家の当主になっています。

華頂宮博恭王の伏見宮家復帰

伏見宮博恭王は、皇族軍人として海軍軍令部総長をつとめた人物です。

伏見宮家の後継者と目されていた、
弟の伏見宮邦芳王が病弱だったために、

華頂宮3代目の
華頂宮博恭王は、長男の博義王とともに、
伏見宮家に戻ります。

そして
華頂宮家は4代目として
新たなる人物を当主にすえます。

華頂宮家は、4代目当主：華頂宮博忠王の代で廃絶宮家となる

伏見宮家に帰った、
3代目華頂宮博恭王の次男、
華頂宮博忠王がわずか2歳で、4代目当主となりました。

華頂宮博忠王は、
1902年生まれ、海軍軍人となりましたが
1924年になくなっています。

ここに
華頂宮家は4代で、廃絶宮家となったのでした。

華頂宮家の祭祀を継承する、華頂侯爵家が創設される

華頂宮家は、
その後、華頂侯爵家として祭祀を継承することになります。

最後の
華頂宮家当主、
華頂宮博忠の実弟である、

伏見宮博信王が、
臣籍降下にともない、
華頂侯爵家を創立し、皇族ではなく、華族として、
華頂宮家の歴史は継承されています。

華頂博信の家系図!妻と子供、子孫は?

華頂博信の妻と子供、
家系図について見ていきます。

華頂博信　1905-1970
伏見宮博恭王の三男
1926年華頂侯爵家を創設する
海軍兵学校、海軍大学校を卒業
海軍大佐

前妻：華頂華子さん
1909　閑院宮載仁親王の五女

後妻：華頂ルース寿美子さん
1919　早川又市さん長女

長男：華頂博道さん（後継者）

次男：華頂博孝さん
1932
伯爵伏見博英の養子となり、伏見博孝さんとなる
華商事勤務

長女：華頂治子さん
1934
慶大文学部、ハーバード大教育学部卒
元外務大臣・松岡洋右の三男、住友金属専務・松岡震三さんと結婚

次女：華頂幸子さん
1955